「春ちゃん、大丈夫だよあたしは。心配かけちゃってごめんね。ほらっ、超元気だからあたし!」
「うん、大丈夫ならいいの。良かったよ元気で」
春ちゃんはいつもそばで見守ってくれる。
同い年なのにお姉ちゃんみたいな、そんな存在で。
「ありがとう、春ちゃん。あたし……春ちゃんと友達で良かった」
何だか改まって言うのは照れ臭かったけど、賑わう教室の片隅であたしは春ちゃんにそう言った。
「何言ってんの、私もだよー!夏美は一番大事な親友なんだから」
そしたら春ちゃんもそう言ってくれて。
友達っていいな、もっともっと春ちゃんを大切にしていきたいなって思った。
きっと春ちゃんは、もしかしたらあたしよりも先に…
あたしの気持ちに気付いていたのかもしれない。
多分もう動き始めていた、あたしの気持ちに。



