ある意味、異常事態とも言えるこの状況に、あたしの頭のなかは?で埋め尽くされる。
この静けさに、恐怖を感じるのはあたしだけだろうか……?
あたしは状況を確認するため、恐る恐る首をぐるりと回し調理室内を見渡した。
すると、奥のテーブルに突っ伏している人間が見えた。
……まさか、ね?
で、でも、もしかして??
あたしは半信半疑で妙な緊張感を持ちつつも、抜き足刺し足で近づいていく。
腰を屈めて見えたのは、
――やっぱりアイツ。
「……マジで?」
寝てるなんて……。
あたしは口を押さえ、思わず声をもらした。


