「そ、そうなのか!?」 「へぇ~、マジ?」 そう言って、俺の元へ速攻でやってくる2人。 「山田君かぁ~!俺、実來の兄貴の彰。」 俺の左手をガシッと握ってくるアイツの兄貴。 意外にスタイルいいし、アイツの兄貴にしてはカッコイイしお洒落だ。 ……ん?? 待てよ――。 俺は一瞬目を疑った。 嘘だろ!? よく見たらモデルのAKIRAじゃねーか!! 「えっ、あっ、はい……!!」 何なんだ!?この家族??