「悠真くん!?何で此処にいるの?」
悠真くんは、前の学校のなのか、うちの学校と違う制服を着ていた。
「ん?俺、この学校に通う事になったんだよ。」
えぇっ?!
嘘でしょ??!!
「今日は、先生に挨拶をしにきただけ。」
悠真くんはそう言い、微笑んだ。
その瞬間、クラスの中から黄色い歓声が聞こえた。
「きゃあぁぁ!!」
「見た??今のあの笑顔最高!!」
「見た見た!!天使みたいだったぁ!!」
私は、そんな声がウザったく思えた。
悠真くんも、同じ気持ちなのか、眉間にシワをよせている。
「雅…なんなの、アイツ等……」
悠真くんは、いかにも面倒くさいというように、ボソッと呟いた。
「…場所、変えよっか。」
私の提案に悠真くんも頷いて、私の手首を掴んだ。
「雅、この学校の中で静かで落ち着く場所は?」
私は、考え込んだ。
ん―…、何処だろう?
私は、思い当たる限り、口に出した。

