本当に昔から変わってないなぁ。
「もう、泣かないでよ?
俺、困っちゃう。」
悠真くんは ふざけたように言った。
「うん!もう大丈夫!!」
「そっか。」
そう言うと、また優しく微笑んだ。
私は、悠真くんから目を反らした。
だって恥ずかしい…。
そして、ふと時計を見た。
「ねぇ、そろそろ帰った方がいいんじゃないの?」
「…ん?今日は帰らないよ?
朝まで一緒にいてあげる。」
「なんで?」
「…だって、寂しんでしょ?」
私はまた 泣きそうになった…
けど、堪えた。
「ありがとう。」
私は 笑ってお礼を言った。

