だって…
普通、寂しかったんだねとか言って慰めてくれるでしょ?
「お母さんに寂しいって言えばいいじゃん。」
でも、悠真くんならそう言うと思ってた。
だって、はっきりとサバサバした性格なんだもん。
悠真くんは。
「…一回 言った事があるの。
夜だけでも仕事減らしてって。」
それだけ言って悠真くんをチラッと見ると
微笑んでくれた。
「…でも、【これは雅の為なのよ。将来、いい大学に行くために今お金を貯めてるの。】って言われて………。」
…でも、私はいい大学に行きたくはない。
いい大学じゃなくてもいい。
最悪の場合、大学に入れなくてもいい。
私が求めてるのは学歴でも何でもなくて……
普通の幸せなの……。

