「雅チャン?!もう帰っちゃうの?!」 おばさんが リビングからひょこっと顔を出した。 「うん。今日は家でゆっくりしたいから帰るね!」 「そう?一人で大丈夫?」 「うん!大丈夫♪お邪魔しましたぁ。」 「気をつけてね!」 私はおばさんの言葉を聞いて 微笑んでから 拓真の家を出た。 …一人で大丈夫なんて嘘。 ホントは誰かに側にいてほしい。 でも、それはきっと叶わない。 家に帰ってもどうせ、親なんかいないだろうし。 そう思ったら、何だか笑えてきた。 私、どんだけ惨めなの。