拓真の部屋から出て、階段を降りる私と拓真。
「あっ!」
私は 大声を上げた。
「何だよ…」
少し呆れ気味な拓真に
「ジャージと制服どうするの?」
と聞いた。
「ん?
じゃあ、明日ジャージ 持ってきて。」
「私が?」
「ったりめーだろ?
こっちは貸してやってんだよ。」
「わかりました…」
そして、玄関に着くと…
「まだ雨降ってるみたいだから、傘貸してやる。」
拓真はそう言って私に透明傘を差し出した。
「…ありがと。明日返すね。」
「おぅ。」
「じゃあね。」
そう言って 拓真の家を出ようとした瞬間…

