Reality~切ない恋の唄~

一瞬、殴られたかと思った。



目を開けると…

私の顔から1センチしか離れてないところに、ジュリア様の手があった。



開いたままのドアに
背中がくっつきそうなくらい後ずさりしてた私。

ドアとジュリア様の間に
はさまれる格好になってしまった。



もう逃げられない…



ジュリア様が
私の耳元でささやいた。



「これぐらいで緊張するんだったら、歌手辞めたら?」