Reality~切ない恋の唄~

「遼…、離してっ…」

胸の前のタオルを握りしめたまま、
その手から逃れようとする麗。



「お前が辞める必要はない。」

さらに強く抱きしめる遼。



「桜井社長がお前を辞めさせるんだったら、俺はStreamを解散する。」

その言葉に抵抗していた麗の手が止まる。



「遼…、俺は…」

麗は肩を震わせて泣き出した。



「こんなきゃしゃな体で男の振りなんかしやがって。」

そう言うと、
麗の頭をそっとなでた。