Reality~切ない恋の唄~

麗さんは泣いているんだろうか。

雨に濡れたその姿からは、わからない。

一言も話さず、
ずっとうつむいたまま…

遼さんに抱きかかえられるようにして歩いていく。

私が入る隙はない。



麗さんの部屋の前に着くと、
遼さんは振り返った。

「後は大丈夫だから。」

このことはStreamのメンバーで話し合ったほうがいい…

遼さんの目の合図を悟って、
私はうなづいた。



二人が部屋に入ったのを確認してから、自分の部屋に戻った。