Reality~切ない恋の唄~

東京に着いた時には、
麗さんは空港で待っていてくれた。

麗さんの姿を見つけると、
周囲を確認する。

カメラマンとレポーターがこっちの様子をうかがっている。

どうやら私はマークされているようだ。

カメラマンが近づいくる。



カメラを向けられた瞬間、
サングラスをはずした。



サングラスをポケットにしまって、
まっすぐ歩いていく。



麗さんの隣に並んだ時、
レポーターがマイク向けた。

「お二人の関係は本当ですか?」



カメラを見て、
はっきりと答えた。

「麗さんは、私にとって…大切な人です。」

そう言い残すと、
レポーターを振り切った。