Reality~切ない恋の唄~

ラッピングしてもらうと、
シャッターが閉まりかけた扉から外へ出た。



リボンがかけられた包みを胸に抱えて、寮へと急ぐ。



『一位が取れたら、プレゼントする』って、約束したんだ。



先生が帽子をかぶってる姿を想像しながら、
小さな包みをそっと抱きしめた。



なんとか無事に届けられるだろうか。