Reality~切ない恋の唄~

目を閉じて、
忘れようとしても…

どんどん思い出が蘇ってきてしまう。



龍二先生と初めて会ったオーディションの日…

ちょっと怖い人なのかなって思った。



最初の頃は、
先生に叱られては落ち込んで…

また先生に怒られるんじゃないかって、ビクビクしながら歌ってた。



いつの間にか、
先生の優しさに気づいて…

龍二先生がいないと不安で…

他の誰よりも
必要な人になっていた。



伝えられない気持ちが苦しくて、泣きたくなる時もあったけど…

どんなに辛い思いをしても、
ずっと側にいてほしかった。



思い出と一緒に
涙がこみ上げてくる。



涙が零れてしまわないように、強くマイクを握り締めた。