Reality~切ない恋の唄~

その紙を社長に返すと、
先生は頭を下げた。

「申し訳ありませんでした。」



社長は受け取った紙を机に叩きつける。

「龍二先生、こんな19歳の子供と…
自分を恥ずかしいと思わないんですか。」

何も答えず、
ただ頭を下げ続ける先生。

「違います…
私と先生はそんな関係じゃありません。」



「舞、あなたは黙ってなさい。私は龍二先生に聞いてるんです。」

桜井社長は私を睨みつけた。



「本当に申し訳ありませんでした。」

さらに深々と頭を下げる先生。



「謝れば済むと思ってるんですか。」