Reality~切ない恋の唄~

「私は…歌が好きだと思ってました…」



小さい頃から、
歌うことが大好きだった。

歌うことが何より楽しかった。



ようやく歌手になって、
上手く歌わなきゃ…

頑張らなきゃって思ってるのに…

気持ちだけが空回りしてしまう。



大好きだった歌を
嫌いになんかなりたくない。



言葉にできない気持ちが、涙になってしまう。



こんな顔、先生に見せるわけにはいかない。



情けない顔を隠そうと、
先生から目をそらした。