Reality~切ない恋の唄~

麗さんの手の中にあったはずのチケットを、いつの間にか握りしめていた私。



小学生以下のリアクションだ…。



慌てて手を離した。



「いいよ。それあげるから。」

麗さんは
そんな私を見て笑ってくれた。



「いいんですか?私なんかと一緒で…。」

「他に誘う相手いないし。男どうしで行く場所じゃないしね。」



本当に私でいいんだろうか…?



「舞ちゃん、明後日あいてる?珍しく休みとれたからさ。」

「あいてますよ!私、まだそんなに仕事ないんで…。」