Reality~切ない恋の唄~

「いえ、違います!」

慌ててチェーンを外すと、
自分も廊下に出た。



「私の友達が…舞子は状況が読めてないから、彼氏以外の男の人は部屋に入れちゃいけないって。」



「舞ちゃん、可愛い。」

そう言って、
麗さんはさらに笑ってる。



「俺は大丈夫だから。琢磨には気をつけたほうがいいけど。」

「はい…すみません。」

麗さんに失礼なことしちゃった…。



「さっき橘さんから連絡あったんだけど…、舞ちゃんのお母さんが事務所に電話したみたいだよ。」

「えっ…!?」



「うちの舞子が大変って泣きながら話してたらしいけど…」