ドォォオーン! 爆発音と共に、みんなが散らばっていった。もちろん俺も。 俺は、近くにあった手すりに手を掛けた。おそらく、ここは2階の階段。教室−3階から飛ばされたのか。背中と足が、かなり痛い。 そんな俺の横に、倒れている男子生徒がいた。