「…イブ、と申します」 そのとたん 私と男の目が合った 「良い名前じゃの…」 慈しむように、私の頬をそっと撫でる 「あなたのお名前は…」 今度は私が聞いた すると少しためらうような素振りを見せ けれど私の目をしっかり見据えながら 「…ケーシャと申す」 男も自分の名を口にした