禁恋-禁断の果実たち-




「…やっぱり、先生だ」





「あ?」







 チョコをカバンにしまうと、私はとびきりの笑顔で先生を見た。






「先生、さようなら!」



「おー、さいなら」





 すぐに教室を出て、靴箱へと向かう。