「お腹大きくなってきたわね~!
ね、触っていい?」
「毎日触ってるくせに…
まぁ、どうぞ」
そういうと、はしゃいだようにロットがお腹に触れる
…そのはしゃぎも、私に気を使ってくれてるんだろう
「…いつもありがとうね、ロット」
「えー、何がよ?」
あれからロットはケーシャ様を私のところへ上手く隠しながら連れてくるという、危ない役目を引き受けてくれていた。
けれど、今は誰が聞いているか分からないからケーシャ様のことは口にしない。
…王と愛し合うということの重大さを
こんなになって初めて分かるなんて滑稽だ。


