禁恋-禁断の果実たち-




 決して痛くはないけれど、


 あまりの衝撃にケーシャ様の目を見つめたままになる




「…私は、そのような嘘は嫌いだ」




 叩いた頬を撫でるように、

 ケーシャ様の指が頬をかすめる




「嘘ではありません

 お忘れですか?私は奴隷ですよ」



「奴隷である前に、1人の人間だと前も言ったであろう



 …それに、お前に私は騙せない」




 お前を、愛しているから