どうしたんだろ?
と、思ったその時。
漣は、私のところにツカツカと歩いて来て、私を上から見下ろした。
ひっ……なんかコワッ!
「ゆゆ。俺の隣はゆゆしか許さねーんだよ。」
へ、へ?
いきなりのわがまま、どうしました??
「ゆゆがここで食うなら、俺もここで食う。」
漣はそう言って、ご飯をソファまで持ってきた。
ほ、本気?
「やややっ!漣!ここ、食べにくいよ?!正座しなきゃだし!」
「ゆゆの近くにいれるなら、いい。」
キューン!!
そんなときめかせないで!
胸が苦しくなるから!
奥のテーブルではおいしそうにご飯を頬張る夏山さん。
いっか、これで♪
たまにはこういうのも新鮮だよね。
「食べよっ、漣!」
「もう食ってる。」
そーゆーヘリクツ言わないの!