ピーンポ、ピーンポ、ピーンポーン♪ あ、四季ちゃんだ! 「友達来ました!」 「じゃあ、お出迎えに……」 二人で立ち上がり、 玄関まで急いだ。 扉を開けると、スーパーの袋を片手に提げた四季ちゃんが立っていた。 「やっほー♪お昼ごはん作ろ!」 「わぁ!ありがとー!まだ何にも食べてなかったから、お腹ペコペコ!」 「水炊きの材料だよー……って、どなた?」 四季ちゃんが、私の後方を見て首をかしげる。 あっ、紹介しなきゃ!