は?コイツ、バカか?
「何言ってんの?あんたとなんて、ごめんだよ。つーか、叫……………」

ん?!苦しい…。
口が動かない…。
何か貼ってある…。
ガムテープ?!
コイツ………。
どこまで腐ってんの?
「これで、喋れない。俺様の言うこと聞けよ?」
“いや!やめて!”
って叫びたい。
このガムテープ…。
「ん゛ん゛…!んん…!」
ムリ…。喋れない…。
私はこのままヤっちゃうの…?
そんなのやだ…。
キス程度で、昔みたいに済めばいいけど…。
コイツの顔は、キス程度で済まなそうだ…。
お願い誰か……。
私はカレの家に入りそうだ…。
カレは鍵をあけた。
もう…終わった……。

「「おい!!!俺らの姫を返せ!!バカヤロー!」」
ほえ…?!
誰?!助け?!
疑問がいっぱい。
叫んだ相手を見ると……
っえ〜〜?!?
し、秋弥と友也!?!
助けに来てくれたの…?
もう、泣きそうだよ〜。
「悪いけど、俺らの姫をいじめないで?」
「さっきから、ずっと見てたんだよ!」
2人は口々に言った。
「は?いつからオマエ等みたいな、クズの女になった?」
「オマエの方が、よっぽどクズ。」
てか、3人とも、友達なんじゃないの?
まぁいいや。