私おかしくない?
なんつーか………
友也とつき合ってドキドキするコトが少なくなったような気がする…。
これはつき合うと自然なコトなのか…。
もうドキドキしないのなら、私は友也が愛しくない…?
「優美亜!またあとでな」
友也は席に戻った。
あー…。
どうしたらいいかな…。
大好きな人とつき合えたのに、ドキドキしないっておかしいって!!!!!
あんなに大好きなのに…。
「櫻井さーん、これ何て読む?」
考え事して、何にも聞いてないし…。
あぁ。
あの単語ね。
「ニード」
「これは?」
「アシスタントドッグ」
なんだよ……。
私ばっかり当てんな。
「これ!難しいぞ!」
ふん…。
簡単じゃない。
「サービスドッグ」
「よく出来たな!ちゃんと勉強してるな」
はぁ…。
英語が1番好きかな。
だって簡単じゃない?
単語覚えて読み方覚えて…って感じで。
まぁ人それぞれか…。

もちろん、この時間も考え事。
ドキドキしない理由を…。
午後の授業も終わり、部活へゴー!!!!!!!
私が着替えていると、
「優美亜?!胸に…傷?!」
「あーこれ?まぁ昔から?」
「痛そー」
「痛くないけど…?」
「彼氏に付けられたり!?」
「はぁぁ!?何でよ」
玲子はからかうの大好き。