私はキスしちゃった話題を出したくなかった。
だからわざととぼける。
「え、いや…その…キスしちゃったじゃん…?だから…ごめん…」
あぁ………。
話題にしちゃった…。
「……別に?怒ってないし…何も気にしてないよ」
「分かるんだよ…優美亜が作り笑いしてるの…素直になれよ…」
……。
バレてたのか……。
何で…バレちゃうのかなぁ…。
「……ち、ちがう…作り笑いなん……」
私の言葉を遮り友也が私を抱きしめた。
…え?は…い?
な、何でぇぇぇ!?!??
私は小さいから友也の腕にすっぽり収まる。
…恥ずい(〃д〃)

「オレが悪かった…お願いだから…今まで通り楽しく過ごそう…?」
友也が真剣な声で言った。
顔が見れない。
だって…友也に抱きしめられてるし…。
こんなに私のコトを思ってたの?
でもこれは……………
友達として。
恋愛感情なんてないし…。
でも…
どこかで期待してたのかもしれない…。
「友也……。苦しいよ…」
友也の力は強い。
私が潰れちゃうくらい。
「あっ、勘違いしちゃダメだよ?これは友情♪」
友也はニッカリ笑った。
やっぱりカッコイイ。
好きだよ友也…。

「分かってるし!てか、びっくりしたw(゚o゚)w」