「はぁ・・・。バカだな」 「ば、バカ言うな!」 「お前がバカじゃなかったら、 この世のみんなバカじゃねぇよ」 「う、うるさい!それだけ? あたし、帰るから!」 バタンッ 大きな音を立てて、屋上を出た。 ほんと、困るし。 あたしはバカじゃないっつーの! そんなことを考えながら。 教室に向かった。