「あ、そうだ」 美音が降りようとしたとき、 呼び止めた。 「なに?遅れるって」 「お前、絶対に俺らが 婚約者ってこと言うなよ」 「わかった。・・・・って あたしはあんたと結婚なんて しないんだから!!」 「だから、いい加減諦めろって」 「嫌だもん!」