婚約者となんて!






だめっ・・・・。







なんか瞬時にそう思って。






「ありがと!」






慌てて顔をそらした。






そして少しして、聖は向こうへ


行ってしまった。







「・・・あんた」





「は、はい・・・」





「なにやってんの」





「だ、だって・・・」





「これでわかったでしょ」