*篠崎竜也Side*


『でわ また
明日っ☆』
と 言い残し、
小走りで帰った
彼女の後ろ姿が
夜になった今でも
頭から離れない。

バイトは
《自分の物は
自分で稼ぐ。》
と 意思を持っている
事と
彼女の両親の事を
ザッと
彼女の友達、二人から
話を聞いた。


その夜は
{一人で寂しくない
のか。トカ
不便ではないのか。}
など
彼女の事を
考えながら
寝た。