【裕也】

もぅ俺には、怜奈はいない。
自分からあんなひどいこと言っといて・・・
あぁー・・・俺って超最低な男だ・・・。
怜奈のこと・・・忘れらんねぇよ・・・・・忘れたく・・・ねぇよ・・・。

「ゆっう・・・や・・・。」
「れ・・・・な・・。」

走ってきた俺の大好きな人。
愛しい。だけどそれはもういえない。

「裕也・・・さっきのはね・・勇があたしをよんでね・・・」
「うるせぇよ・・・。」

はっ・・・!?俺いま『うるせぇ』って・・・?
思ってもいないことを口にしてしまった・・・。

「ゆ・・うや・・・・。ごっ・・・ごめんね・・・・。」

走って逃げようとする怜奈の手をつかんだ。

「えっ・・・?ゆう・・・や?」
「ごめん・・・。俺って最低だよな・・・。怜奈のこと好きなのに嫌いとかいって・・・。さっきだって考えてもない言葉いったりして・・・。怜奈っ・・・ごめん・・・!!!
俺は怜奈をいっぱい傷つけたよな・・・。ほんと・・・ごめんな・・・・・。
俺は、怜奈のこと好きなんだ!嫌いじゃないから・・・。どこにも行かないでくれ・・・・・・・。」
「ふぇっ・・・ひっく・・・。うれしいよ・・・。よかった・・・・あたしもね・・・裕也のことずっと大好きだからね・・・!あたしから離れないでね!」
「おぅ・・・。はなさねぇよ!」
「えへへっ♡裕也・・・」
「ん?」
「大好きだよ・・・////」
「俺もだっ・・・!!」

チュッ・・・

「・・・///////////!!」
「俺のもんだからな!」
「はっ・・・はずかしぃっ・・・・・。」

ほんとは2人とも大好きだったんだ・・・。
えへっ♡なんか安心しちゃった♪裕也・・・・・・大好きっ!!!