「ただな・・・」
「ただ・・・?」
「おまえ1人じゃぁかわいそうだからな!
明日遅刻したヤツと一緒にうけてもらう!!」

はぁー!?どうゆうことよっ!!
でも・・・1人よりはましか・・・(涙
「わかりましたよぅ・・・
でも!遅刻しなかったらいいんですよね!?」
「まぁな。でも、おまえにはむりだろうけどっ」

なっ!!!くっそぉー!絶対遅刻しないからなー!!
見てろよ!にしむらぁぁぁぁ!!

――――――――――――――――――

と・・・
昨日1人で心の中で誓っていた。
なのに・・・(涙

怒られることを覚悟し目をつぶってそっと教室のドアをあけた。

カラ・・・カラカラ・・・

し~ん・・・

あれ??
目を開けたが誰もいなかった。

あっ!2時間目は移動教室だった!!
ホッとしていた。そのとき・・・

「おぃ!!」

え?今・・・誰かの声がしたような・・・?

「おぃって!!」
「ひぃっっ!!!!」

ぱっと後を見た。
そこにいたのは、うちのクラスの伊藤裕也だった。
学校中でカッコいいといううわさがある。
たしかにかっこいい♪
って!!あれ・・・そういえば、なんで伊藤くんはここにいるんだろう?

「伊藤くん??なんでいるの?」
「西村がここにいろって・・・
まさか村瀬・・・遅刻か?」
「えっ!あぁ・・・そうだけど・・・
もしかして~・・・伊藤くんも?」
「まぁな。俺はいつものことだけどな。って村瀬はしらねぇかー。(笑」

まさか・・・罰って伊藤くんとー!?!?
って!!今あたしちょっと馬鹿にされませんでしたか??

「伊藤くん、あたしたち今から罰うけるよ・・・。(汗」
「んー。そうだな。」

え!!そんな軽くながしちゃいますか!?
だって罰だよ!?罰っ!!

「うぅー・・・。やだよぉー・・・。」
「そんなに俺と罰うけるのいやなのかよ。」
「あっ!!いやいやいや!!ちがうよぉ(汗
ただー・・・」
「ただ・・・?」