「まだだめぇー♡じゃないと別れない♪」

イラッっときた・・・。
あ・・・もう無理だ・・・


バチィンッ!!


俺は我慢ができずに桃香を叩いてしまった。

「おまえ・・・いい加減にしろよ・・・ヤるならほかの男としろ。」
「いったぁーい・・・・。」
「怜奈っ!!!」
「ゆう・・・・・や・・・。」
「怜奈。大丈夫か?」
「うんっ・・・!」

ガシャンッ!!


俺は怜奈についていた手錠を壊した。

怜奈は目を丸くしてビックリしているようだ。

俺は怜奈の手をぎゅっと握りはしった。

【怜奈】
手錠・・・あんな簡単に壊れちゃった・・・!!!

するといきなり手をにぎられ走り出した。

「きゃっ!ちょっ・・・!はやいよぉー!!」
「あっごめっ・・・。」

駅についた。

「あれ?でもどうして裕也はここにいるの・・・?」
「桃香にでんわしたときな・・・電車の音が聞こえた。
それでここだ!っておもってな。」
「すごいね・・・・。たっ助けに来てくれてありがとう!!」
「無事でよかったよ。」

ドキッッ!!

今しかない・・・そう思った!

「裕也っ・・・。」
「ん・・・?」
「あたしね裕也のことが・・・・」

ガタンガタン・・・・ガタンガタン・・・

「あ、電車!きたな!はやく乗ろうぜ!」
「あっ・・・そうだね・・・。」

もぅっ!!タイミング最悪だぁー・・・(涙
電車なんてきらいだぁー!!うゎーん((泣

【裕也】
こいつなんか言いかけた・・・
告白とかっ?!笑

ないない・・・こいつたしか5組の佐々木?と付き合ってんだっけ??
あー・・・くやしい・・・・・。

何もできない自分にはらがたつ・・・。