「もっしもしぃー♡裕也からかけるなんてめずらしいねっ♪」

「え?しらないよぉー。」

あたしのこと心配してくれてないんだ・・・。

「だーかーらぁー!!怜奈ちゃんなんてしらないっていってるぢゃないっ!」

え・・・?あ・・・たし??
もしかして・・・心配してくれてんの??
だったらいるいわなくちゃぁ・・・
どうやって・・・・どうすれば・・・。

あ!!そうだぁ・・・もぅこうするしかない。

「あああーーーーーーーー!!」

思いっきりさけんだ。

「ちょっ・・・!!なにすんのよ!この馬鹿怜奈がぁ!!」

【裕也】
おかしい・・・。
さっき怜奈の友達の朝美ってやつに出会った。
聞くと桃香と2人でいるって話だ。
電話にでない・・・。
なんでだ・・・・・

桃香に電話・・・するか・・・。

ピッ

「あー・・・もしもし。俺。」
『もっしもしぃー♡裕也からかけるなんてめずらしいねっ♪』
「ちょっとききてぇことがあるんだけど。怜奈しらねぇ?」
『え?しらないよぉー。』
「おまえ、それほんとか?ほんとここといえよ・・・・・」
『だーかーらぁー!!怜奈ちゃんなんてしらないっていってるぢゃないっ!』

『あああーーーーーーーー!!』

だれかの叫ぶ声・・・。

『ちょっ・・・!!なにすんのよ!この馬鹿怜奈がぁ!!』

怜奈っ!!!!!

「おぃ!!怜奈いるんだろ!?どこだよ!?!?いえよ!!」
『うっふふ♡そんなに大切ならさがしてごらんなさいっ♪『次は川上駅ー。』』

ピッ

きられた。
でも・・・今さいごに聞こえた駅・・・。
あの近くは・・・


俺はすぐにケータイで検索した。




川上駅の前は・・・高崎駅だ!!!

その周辺には・・・



廃墟・・・ここがあやしい・・・


そう思ったときにはもうとびだしていた。