「あたしこの前裕也としたの。でね!声ってどんながいいかなっておもってぇ♡」
「へ・・・へぇ・・・。」
「怜奈ちゃんの甘い声聞かせてよっ♪」
「ぶっっ・・・・・ごほっ・・ごほっ・・!!」

無理無理無理!!ってゆうかなんかいきなりあっていきなりそんなこと言われても・・・。

「無理ならさ・・・。」
「ん?」


パチィンッ


桃香ちゃんが指をならす、すると・・・。
男の人たちがたくさんあたしの近くに来た。

「やぁっ・・・・・!!」

腕をつかまれ身動きが取れない。

裕也ぁ・・・助けてほしいよぅ・・・
やっぱ、裕也以外の人じゃないといやだ・・・・・


あたしは目隠しをされて車に乗せられた。


急に車が止まったかと思うと、どこかに降ろされた。
会談がある。寒い。コンクリートの壁のようだ。

「ここはどこよぉ・・・・。」
「ふふっ目隠しをはずしてからのお・た・の・し・みっ♡」

桃香ちゃんの笑う声に、怖くなってしまった。

「いやっ・・・こわいよぉ・・・・」
「しずかにしな。」

隣には男の人がいるようだ。




目隠しがはずされた。


やはり、コンクリートの壁であった。

どうやらここは廃墟・・・・・・・。
あーちゃんに電話してたすけてもらおぅ・・・・
怖いよ・・・。


「さてと・・・。そろそろしますか。」
「「「「はいっ。」」」」


桃香ちゃんの掛け声によって男の人が返事をすると
あたしの胸に手を伸ばしてきた。
あたしは手錠をかけられていて抵抗できそうにない。
とにかく手をめいいっぱい動かし、足もいっぱい動かした。
それしか抵抗することができなかった。

手が触れた。

「んあぁっ!!」

上から下まで触られた。

「ふぁぁんっっ!!い・・・・やぁ・・・・
やめなさぃよぉ・・・あっ・・・・!!」



ピリリリリリリリ・・・・



桃香ちゃんの携帯だった。

「あんたら!!黙ってな。」

ピッ

通話ボタンを押す。