だからと言って、せっかくのチャンスをムダにはできない。 「慎重にやるから、私に任せて?」 にっこりと笑って言うと、尚くんは苦笑しながら言った。 「……強引な所もそっくりだよな」 なんか今日、やけにパパ達の話出すな。 理由は、なんとなく分かる。