「そう言えば尚くん。何の用事?」 「華に雑誌のオファーが来た。インタビューもされるだろう。どうしようか迷ってるんだ」 「どうして?」 この話は、FanFareにとってもおいしい話。 そんな意味を込めて言うと、尚くんは辛そうに顔を歪めた。