未だ終わらない女子のブーイングに圧されるように、担任は出て行った。 それを頬杖をついて眺めていると、隣の東條が起きた。 原因は、私を取り囲む女子のうるささだと思う。 バン!と私の机に手を付いた派手なギャル。 関わりたくないから目だけ上げると、予想通り私を睨みつけていた。