週があけてまた一週間がはじまる

眠たい目を擦りながら満員に近い電車に乗った



ドアが閉まるとギューッと中へ押される


あぁもう最悪‥

なんかいつもより混んでるし‥



つり革を握った手に力がはいる


ドアが開き閉じるたびにどっと押し寄せる人波


大きな人波によろけて倒れそうになる


「きゃっ‥」



「いてっ」