保健室につくと悠をベッドに寝かせた



「みんなありがとう。あとはあたしが見るから教室戻って?」


「ああ。悠をよろしく。」


「うん。任せて。」



ガラッとドアを閉めるとベッドの悠に近づいた。





おでこにそっと触れてみる


熱は・・・ないな。




「悠?」




「・・・ああ。」




「どう?まだめまいする?」




あたしの質問に答えず悠は上半身を持ち上げた