日付がかわろうとするころ
あたしたちは最近行きつけのクラブにはいった


一歩はいると声がかきけされるほどの大音量


「今日も混んでるねー」


自然とおおきくなる声


ロッカーに荷物を預け
人混みをかき分けフロアに向かった




カウンターでビールを受け取り
タイミングよくあいたイスに座る



「かんぱーい!」



あたしとナナハはカチンとグラスをぶつけた