「いつから来るの?」


「月曜日」


「ふーん」



まだ会いもしない人のことを正義は思う。
だけど表では無関心を装って。



「いい女だったら、たくやさん、どーすんの?」


「別に」


拓也は苦笑い。



「なにいってんのー!この女泣かせの癖に!」


「女が泣くだけだよ」


「…あははー…、言うね〜」



この答えには正義もたじたじ。