「痛い! なによ!」



あかねは怒ってその手を下に振り払う。 そしてにやっと笑った。



「ハハ~ン。 そう。 やっぱりね」(こんな事言う奴いないよ)



うなづきながら、あかねは片手でクシャリとピンクのメモ帳を握りつぶした。 そしてそれを美紀子の頭に投げつける。 それを見て正義が叫ぶ。



「おい!」


「なによ!」


「待って!」



美紀子が席を立ち上がり、あかねのほうをむいた。



「ごめんあかね! でも、私、わたし・・・。 正義さんが」



―・・・



「・・・」



ここまで妄想が激しくなると本人もアホらしくなったのでやめた。 少し反省。



※ちなみにメモの内容までは思いつかなかった。