朝飯なのか昼飯なのか、食事を済ませた正義は自分の部屋に戻り、ベッドの上の携帯電話を掴むと、仰向けになって寝転んだ。 誰からの連絡もない。
(さえちゃん、俺からの返事待ってるかなぁ・・・)
今日はとっても落ち着かない日だ。 理由は昨日にある。
うつ病の叔母から電話がかかってきた。 結婚式の招待だ。 たまたまその電話を正義がとった。
『あ、正義く~ん? 里美おばさんだけどー。 あのさー、そっちからは代表1人きてもらえるかなぁ? 正義クンが彼女でもいればつれてきてもいいんだけどー。 いない?いない?』
「あ~・・・、いないです(しかもいたって関係ないし)」
『でもさー、今まで彼女ができても二ヶ月も続かなかった子がよ~、1年初めて続いて、それで結婚なんて信じられなくてー。 いっぱい女がいすぎて、彼女の名前とか呼び間違えちゃったらどーしようとか考えちゃってさ~。 おい、大樹は大丈夫なのかよ~って』
叔母はべらべら息子自慢(しかもくだらない)を話し出した。
『そういうことだからー、お父さんに言っておいてよー』
―・・・
「・・・」
いてもたってもいられなくなった正義は、起き上がると、すごい勢いでさえにメールを入れた。
(さえちゃん、俺からの返事待ってるかなぁ・・・)
今日はとっても落ち着かない日だ。 理由は昨日にある。
うつ病の叔母から電話がかかってきた。 結婚式の招待だ。 たまたまその電話を正義がとった。
『あ、正義く~ん? 里美おばさんだけどー。 あのさー、そっちからは代表1人きてもらえるかなぁ? 正義クンが彼女でもいればつれてきてもいいんだけどー。 いない?いない?』
「あ~・・・、いないです(しかもいたって関係ないし)」
『でもさー、今まで彼女ができても二ヶ月も続かなかった子がよ~、1年初めて続いて、それで結婚なんて信じられなくてー。 いっぱい女がいすぎて、彼女の名前とか呼び間違えちゃったらどーしようとか考えちゃってさ~。 おい、大樹は大丈夫なのかよ~って』
叔母はべらべら息子自慢(しかもくだらない)を話し出した。
『そういうことだからー、お父さんに言っておいてよー』
―・・・
「・・・」
いてもたってもいられなくなった正義は、起き上がると、すごい勢いでさえにメールを入れた。