*Rainy*


「サッカー好きなんだね。」

「はい。」



またキラキラの瞳。
カズタカ君、すてきだな。





「あの……………、手繋いでもいいですか?」





帰りぎわ、カズタカ君が見たいって言った店を出たら、顔を赤らめて手をさしだしてきた。

また、キュンとする。





「いいよ。」





私は控えめにカズタカ君の手をとった。なんか、恥ずかしい。


ミドリ君とも、元彼とも、手を繋ぐのは当たり前だったから。