*Rainy*


カズ君と会ってから、いろいろと考え中なんだ。

彼とはあまり連絡は取っていない。不安にさせているだろうけど…耐えているのかな?



「びっくりしたよ。」

「ごめんね…。」

「まさか、おばさんから直々に電話もらうなんて。」

「私としても予想外だったっていうか…本当にごめん。」

「いいけど。」



ミドリ君はリンゴジュースを私の前に出した。



「で?一緒に住むって話になってんだっけ?」

「うん。私としては嬉しい提案ではあるけど、」

「迷ってるの?」

「そう…。」