……雨。
あなたとの出会いの日、確かに雨が降っていたね。
「そういえば…懐かしい。もう1年以上前ね。」
『そうっすね。』
「この前、ヨシタカから電話があったんだ。」
『兄貴から?』
「うん…。カズタカ君、けっこうな言われようだったよ。」
『シズクさん、兄貴と妙に仲良いですよね…。』
「サークルのチームメイトだしね。
ってそうじゃなくって…。」
『シズクさん!兄貴にだけは乗り換えないでくださいよ!』
「は?」
そのあとのカズタカ君はちょっぴり笑えた。本当に必死だから。
あのヨシタカに?…ないない。
って言ってもだめだった。
かわいいな、もう。


