『あの日、シズクさんのこと知ってますみたいな奴が出てきて…イラっとしたっていうか、あとから考えたら完璧八つ当たりしたって反省して、なのにシズクさんからメール来ちゃうし、なかったことになったのかとかいろいろと…』
必死に言葉をつむぐカズタカ君。
今の私たちに必要なのは話すことだ。彼の言葉に耳を傾ける、私の話を聞いてもらう。
ただ、単純にそれだけ。
『それに、なんか謝るってもプライドもあるしなかなか…決心つかなくって、いつかシズクさんがまた連絡くれるって待ったけどこないし、どんどん連絡しずらくなって。
けど、雨が降ったから。』
「雨?」
『また泣いてたら嫌だなって。しかも泣かせたのが俺だったら…そう思ったらかけてました。』


